ウェットスーツの手入れ方法|長持ちさせる洗い方&保管方法
ウェットスーツを長持ちさせるためには、正しい洗い方と保管方法が重要です。適切なケアを行えば、快適な着心地を維持しながら、耐久性もアップします。ここでは、ウェットスーツのメンテナンス方法を詳しく解説します。
- ウェットスーツを洗う理由は?
- ウェットスーツを洗うタイミングは?
- ウェットスーツの正しい洗い方の手順は?
- ウェットスーツに適した洗剤は?
- ウェットスーツの正しい乾かし方は?
- ウェットスーツを乾かす際の注意点は?
- ウェットスーツの乾燥に適した場所は?
- ウェットスーツの乾燥時間の目安は?
- ウェットスーツの適切な保管方法は?
- ウェットスーツを保管する際の注意点は?
1. ウェットスーツの洗い方
ウェットスーツを長持ちさせるためには、使用後の適切な洗浄が欠かせません。
1-1. ウェットスーツを洗う理由
- 劣化や硬化の原因である、塩分や砂を落とす
- においやカビの発生の原因である、汗や皮脂を除去
- 柔軟性を保つ
1-2. 洗うタイミング
使用後はなるべく早く洗います。海水が付着したままだと生地が劣化していきます。使用後は、最低でも水洗いはその場もしくは帰宅後すぐにしてください。月に数回洗剤を使って洗浄することが望ましいです。
1-3. 洗い方の手順
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水またはぬるま湯(30℃以下)につからせる
バケツやタライなどに大きな容器に、水またはぬるま湯を溜めウエットスーツをつからせます。この時、熱湯は生地を傷めるので避けましょう。 -
専用洗剤を使う(月に数回)
普通の洗剤や石鹸は生地を傷める可能性があるため、ウエットスーツ専用の洗剤を使用します。汚れを落とすシャンプー(洗剤)と、柔らかさを保つためのリンス―(柔軟剤)がありますが、2つの成分を混ぜ合わせた洗剤もあります。
ウエット用洗剤はこちら -
手で優しくもみ洗いする
ウエットスーツはデリケートです。ゴシゴシこすらず、やさしく汚れを落とす。特にラバー素材は性質上、破れやすいですので、気を付けください。洗濯機などはもちろんNG。 -
ファスナー部分も丁寧に洗う
砂や塩が詰まると動作が悪くなるのできちんと洗い落としましょう。 -
しっかりすすぐ
洗剤が残らないように十分に流す。溜めた水を入れ替えきれいな水で数回洗いましょう。
2. ウェットスーツの乾かし方
ウェットスーツを正しく乾かさないと、カビや悪臭の原因になります。
2-1. 乾かし方
① まずは裏返して乾かす
内側が乾きやすくなるので、最初は裏返して干しましょう!
汗や皮脂がつきやすい内側から乾かすのがポイント
② ハンガーにかけて干す
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ハンガー選びが重要!
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太めのハンガー(肩が型崩れしにくいもの)を使う
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折りたたまず、肩からかける → シワや変形を防ぐ
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専用ハンガーがベスト!
ウエットスーツ用のハンガーはこちら
乾燥を早めたい場合は…
物干し竿に胴体部分を掛けて方法もアリ!ただし、胴体部分にしわがよる可能性あり
③ 風通しの良い日陰で乾かす
直射日光はNG! 紫外線で劣化し、ひび割れの原因になります。
日陰で風通しの良い場所がベスト!
できれば屋外の陰干し or 室内の風通しの良い場所で乾燥
乾燥を早めたい場合は…
→ 扇風機を当てると効果的!(生乾き防止)
④ 乾いたら表に戻して完全に乾燥
裏面が乾いたら表に戻し、もう一度しっかり乾かします。
2-2. 乾燥時のポイント
- 直射日光を避け、風通しの良い日陰で干す
- ハンガーにかける場合は専用の太めのハンガーを使用
- 裏返して干し、乾いたら再度表に戻して乾かす
- 乾燥機を使わない(生地が劣化する)
2-3. NGな乾かし方🚨

⚠ 直射日光に当てる → 紫外線でゴムが硬化・劣化!
⚠ 乾燥機・ドライヤーを使う → 高温で生地が縮む
⚠ 細いハンガーを使う → 型崩れ&肩に跡がつく
⚠ 濡れたまま放置 → カビ・臭いの原因に!
2-4. 乾燥時間の目安は?
- 夏場・晴れた日 → 4〜6時間で乾くことが多い
- 冬場・湿度が高い日 → 12〜24時間かかることも(扇風機や除湿機を活用!)
3. ウェットスーツの保管方法
✅ 完全に乾燥させてから保管(湿気が残るとカビや臭いの原因)
✅ 直射日光・高温を避ける(紫外線や熱でゴムが劣化)
✅ 専用のハンガーを使用(肩の負担を軽減し型崩れを防ぐ)
✅ 風通しの良い日陰に保管(湿気を避ける)
4. まとめ
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ともかく使用後はすぐに洗う!
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冷水またはぬるま湯で優しく手洗い。
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直射日光を避けて陰干しする。
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専用ハンガーを使って形を保つ。
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正しい保管方法でカビや劣化を防ぐ。
しっかり手入れをすれば、お気に入りのウェットスーツを長く愛用できます!🏄♂️🔥
